子会社融資の利益回収

大手企業は、多数の子会社を抱えているため、内部管理体制を構築することが重要になります。子会社に、預金担保フルカバーの融資をすれば、利益回収と管理を両立することができますね。


(1)親会社による利益回収

  1. 子会社が地方本社
  2. 子会社の商流を知っている
  3. 子会社の取締役会を掌握している
  4. 東京への一極集中が加速している理由
企業グループが、規模拡大や救済合併を目的として、企業買収に乗り出すというのはよくある話です。シャープは、社内闘争により財務基盤はボロボロになりましたが、ラッキーなことに規模だけは大きかったためメガバンクの金融支援により生き延びました。

中堅企業クラスでったとしても、リーマンショックや経営危機が発生すれば、融資を受けにくくなるため経営危機になります。大手企業は、株式市場のTOBだけでなく直接取引を通じて、多くの企業を買収しています。

地方本社の会社は、技術的に優れた会社も多数ありますが、東京資本の大手企業傘下に入ることはよくある話でしょう。親会社は、株主総会や取締役会を通じて子会社を支配しているため、東京にお金が流れていく仕組みは確立されているのでしょうね。
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(2)親会社が子会社から利益回収する方法

  1. 親会社から割高な商品を購入
  2. 親会社が配当の引上げを要求する
  3. 親会社が特別配当による剰余金回収
  4. 子会社に対する融資金利を高くして貸す
親会社が、子会社から利益を回収する方法、商取引により資金回収する方法があります。総合商社は、多数の企業グループや出資先を抱えているため、コモディティを直接購入させたり仲介手数料を得ることで親会社に利益を集めています。

多国籍企業であれば、資金還流を定期的に行えば海外利益に対する税金が割高になるときがあるため、海外資金管理会社や現地法人に利益を蓄積します。大手企業は、配当や税制緩和のタイミングを見たりしながら、本国の親会社に特別配当などによる利益還元を行います。

優良子会社であれば、手元現金が毎年増えていくことになりますが、親会社が融資を行うこともあります。親会社は、融資金利を銀行金利よりも高く貸すことにより利益回収できるだけでなく、子会社に対する統制を強めることもできますね。

(3)預金担保と融資金利を割高にする

  1. 子会社の預金を担保設定
  2. 子会社の融資金利を高めに設定
  3. 親会社はリスクを減らしながら資金回収できる
親会社と子会社は、どうしても資本主義としての超えられない壁があるため、子会社社内への資金還元は減らされていくことになります。親会社は、子会社への融資取引を活用することにより、コーポレートガバナンス強化と利益還流のメリットを得られます。

子会社の中には、売上高が数千億円や数百億円の会社もあるため、親会社がコントロールすることに失敗すれば莫大な損失が発生します。手元現金が、数百億円単位で保有している子会社もあるため、横領により消えてしまえば親会社の年間利益を吹っ飛ばすリスクがあるからです。

親会社と子会社が、融資取引をしながら数十億円単位の預金担保を設定することにより、子会社社員が無駄な仕入れや金融取引による損害を与えるリスクを激減させることができます。銀行融資は、預金担保により担保をフルカバーしていれば低金利により借りられますが、親会社融資金利を高く設定することにより利益回収もできるということですね。
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